著者
多田 耕一
2025.06.13
設計室の多田です。
四国も梅雨入りし、雨の日が続きますね。6月は夏至があるというのに、雨が多いからか7月の方が、日が長いように感じてしまいます。
さて、今回ご紹介する本は伊藤豊雄/岡河貢 編『デジタル田園都市とは何か』です。
あらすじ…瀬戸内海の建築・都市・生活を「文明圏」として捉え直す。
本書は、B5判・約220ページのボリュームで、2015年から2018年にかけて瀬戸内海沿岸で開催された「瀬戸内海文明圏」シンポジウムの第1~4回分の記録をまとめています。
本書では、建築家の伊藤豊雄氏がなぜ大三島に居るのか、瀬戸内海の事をどう思い、どうしたいと考えているのかをうかがい知ることが出来ます。
著名建築家の名前も多数上がりますが、今治市とゆかりが深い丹下健三氏の名前も多く登場いたします。
本書にも書かれていましたが、瀬戸内海周辺は災害が少なく自然豊かで人間にとって暮らしやすい地域だと思います。
私も、ここ今治市で育つごとが出来て、本当に幸せ者だと感じております。