著者
重松 宗孝
2025.11.15
※平成7年に復元された白石城
江戸時代を通して約260年間、伊達家家臣の片倉家が治めた平山城の
白石城を訪れました
※傑山寺にある初代片倉小十郎景綱の銅像
初代城主は、伊達政宗を支えた文武両道の名参謀の片倉小十郎景綱
※仙台藩13代藩主 伊達慶邦
時は流れ、幕末仙台藩13代藩主伊達慶邦は、戊辰戦争で米沢藩上杉斉憲とともに
奥羽越列藩同盟の総督として、新政府軍と戦いました
仙台藩と米沢藩の間にある要衝の地である白石城が奥羽越列藩同盟の本拠地になりました
会津藩を中心に激しい戦闘が繰り広げられるも、
4ヶ月後奥羽越列藩同盟は降伏し、終結しました
こうして、東北は賊軍としての重い歴史を背負うことになりました
明治維新により藩は解体され、片倉家臣約千人が傑山寺に集まり、
血判とともに北海道開拓を決意したそうです
※現 札幌市白石区 白石神社 困難を極めた開拓者の護り神
白石から北海道への移住は札幌郡白石村(現在の札幌市白石区)に入植しました
北海道に入植した藩士は、
「我ら賊にはあらず、一藩ならびに藩主に代わって渡道した」の信念を胸に開拓に邁進されました
素晴らしい!

