著者
多田 耕一
2025.10.03
設計室の多田です。
日々が目まぐるしく過ぎて行きます。その中でも、自分の時間をしっかりと持って楽しみたいと思いました。
さて、今回ご紹介する本は槇谷栄次、町田恭一、山口啓三郎 共著『耐震補強・改修・診断-既存木造からRCまで-』です。
あらすじ…本年3月11日に発生した巨大地震「東日本大震災」によって、岩手、宮城、福島の3県に甚大な被災が生じた。
本書は、先に出版された『図解 RC建物の耐震補強』と『図解 木造住宅の耐震補強』の2冊の姉妹編として、木造およびRC造建築物の耐震改修をまとめたものです。
学術的知見と実際の施工現場での経験がバランス良く盛り込まれており、単なる理論書にとどまらず、実際に役立つ技術書となっています。
既存建物は築年数や施工精度が多様で、画一的な評価が難しいですが、本書では構造ごとの弱点を丁寧に整理し、補強の基本方針をわかりやすく提示してありました。
耐震診断から補強設計、施工に至る流れが一貫して述べられており、専門家はもちろん、実務で改修に携わる技術者にも大いに参考になる内容だと感じました。

