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『城好き気象予報士とめぐる名城37 天気が変えた戦国・近世の城』を読んで。

著者

多田 耕一

2025.08.22

  • 本の紹介

設計室の多田です。

夏の甲子園大会も終わり、まだまだ暑いですが夏が終わりますね。万博へ行った時に買ったミャクミャクのぬいぐるみを無事に姪っ子に渡せて良かったです。

さて、今回ご紹介する本は久保井朝美 著『城好き気象予報士とめぐる名城37 天気が変えた戦国・近世の城』です。

あらすじ…気象予報士になって浮かんできた、お城へのさまざまな疑問や仮説。「寒冷地の屋根には、赤や緑など特徴的な色が多い」「美しい壁は、台風への備えかもしれない」「関ケ原の戦いはの勝因のひとつに『天気』があるのでは」──天気を知れば、城あるきはもっと楽しくなる!

本書は、お城好きの気象予報士である著者が、「天気」という視点からお城を考察しながらお城についての理解を深める本です。

天気とお城の関係、よく戦国の合戦では天候が関係して勝敗が決まった、という話は聞きますが、お城に関しても天気と繋がりがあるのだなと思いました。

まあでも、言われてみればお城も建築物ですし、気候条件は建築物にとって重要なファクターの一つでありますので、理解することは大事だなと思いました。

この本の著者、私と同い年でした。私もそんな歳になってきたのだなとしみじみと思うのと同時に、私もこの世の中に貢献できることはしっかりとしていきたいと思いました。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

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