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『学校では教えてくれない 施工現場語読本』を読んで。

著者

多田 耕一

2025.08.08

  • 本の紹介

設計室の多田です。

明日から夏休みに入ります。休み中は高校野球を観たり、趣味のweb小説を考えたり、やりたいことがあるので楽しみです。

さて、今回ご紹介する本は『学校では教えてくれない 施工現場語読本』です。

あらすじ…不思議な現場語が空を飛ぶ。新現場マンのみなさん! 少しは疑問が解消されるかもしれません。これから活躍する現場マンの現場手引書。

本書は、現場のリアルな言葉遣いや職人同士のコミュニケーションのあり方が鮮やかに描かれている一冊です。

普段耳にしない専門用語や業界用語の裏にあるニュアンスや「言霊」のような感覚が伝わってきて、ただの辞典とは違う“現場の文化”を体感できました。

職人たちの言葉の選び方やイントネーションの違いから、実際の職場の雰囲気が目に浮かぶようでした。

また、現場に入る人への配慮や、先輩からの言葉がけの大切さも学べ、職場関係の改善に役立つ内容だと感じました。

建設業界に関心がある人や、実地でのコミュニケーション能力を磨きたい人にとって有益な一冊だと思います。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

プロフィール