著者
多田 耕一
2025.05.02
設計室の多田です。
GW期間中ですね。私のGW休みとして平日は通常通り仕事をしておりますが、祝日はお休みさせてもらいます。
さて、今回ご紹介する本は隈研吾 著『オノマトペ 建築 接地性』です。
あらすじ…オノマトペ、あるいは、建築をいかに接地させるか
本書は、著者が感じたオノマトペの通ずる彼の造った建築物を、著者の言葉で解説していく本です。
建築家の自伝本というのは、どうもとっつきにくく敬遠していたのですが、この本はかなり読み易かったです。
私も趣味で小説を書いているのですが、短編小説が主でありますので、こうした短い文章で抽象的に書かれた文章でも言葉が入ってきました。
オノマトペ、「ぱらぱら」「ふにゃふにゃ」「ざらざら」「ふわふわ」などこのような言葉の表現を使って建築物を現わしているのかと思いました。
隈研吾氏の建築物、「亀老山展望台」には何度か遊びに行きましたが、遊び心と創造性があふれる、素晴らしい場所でした。
また、ほかの建築物も観る機会があれば観てみたいです。