著者
重松 宗孝
2025.04.29
ひろしま美術館で、マネが描いたベルト・モリゾの絵を観ました
説明で、ベルト・モリゾ自身も印象派の女流画家でしたが、
19世紀ヨーロッパでは、女性の画家はまだ受け入れられて無かったと
それで、何度もマネのモデルになったそうです
この話読んだことがあるなあ・・・
そうです
中野京子さんの「愛の絵」に書かれてました
ベルト・モリゾの代表作品「ゆりかご」
女流画家を目指し、諦めて嫁いだ姉の第二子出産の時を描いた作品です
※モリゾが描く夫ウジューヌ・マネと娘
ベルト・モリゾは、エドゥアール・マネの弟ウジューヌと33歳の時、結婚
家庭より画業を優先しても構わないという約束をしてくれたからだそうです
中野京子さんの本によると
ベルト・モリゾは生きてる間は、ついにセミ・プロ扱いで終わったそうです
風邪がもとで、54歳で急逝した時、係官は死亡証明書の職業欄に、
無情にも「無職」と記載したそうです
こんなに素晴らしい絵を描いているのに・・・