一覧に戻る

『和室礼讃 「ふるまい」の空間学』を読んで。

著者

多田 耕一

2025.03.14


設計室の多田です。

暖かくなったと思ったら寒くなり、こうして春に近づいていくのだなと改めて実感しております。

さて、今回ご紹介する本は松村秀一/稲葉信子/上西明/内田青蔵/桐浴邦夫/藤田盟児 編『和室礼讃 「ふるまい」の空間学』です。

あらすじ….かつてはあたりまえに存在した和室はいまや絶滅危惧種である。和室と一概に言っても、なにが和室なのか? 和室を構成する条件はなにか? という問いに答えられるものは少ない。

本書は、著名人が和室について語ったエピソード、神社仏閣や茶室、あるいは昭和の日本映画といったビジュアルをてがかりに、和室での「ふるまい」に着目し、日本ならではの空間の特質を明らかにする一冊です。

和室について様々な角度から語られている本作、読み切ることが出来ませんでした。

人との出会いが一期一会であるように、本との出会いも一期一会、今回は書き方が面白くなかったかなと思いました。

和室についてのいろいろな論評が載ってありますので、興味のある方は読んでみても良いかもしれません。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

プロフィール