一覧に戻る

『図解 戦国の城がいちばんよくわかる本』を読んで。

著者

多田 耕一

2025.02.14

設計室の多田です。



今日はバレンタインデーですね。多くのチョコが、女性から男性へと渡っているのでしょうか?



さて、今回ご紹介する本は西股総生 著『図解 戦国の城がいちばんよくわかる本』です。



あらすじ…さあ、天守も石垣もない戦国の城の世界に、あなたも足を踏み入れてみませんか?



本書は、天守や石垣を持った皆によく知られた城ではなく、戦国の世で最もポピュラーな城であった「土の城」について書かれた本です。



今回読んだ本に関して思ったことは、ボリュームがとにかく多い、という事です。



1ページに三段重ねの文字列で文字がずらりとびっしりと並び、筆者の専門家ぶりがとてもよくわかる一冊でした。



内容が濃すぎて、私はちょっと途中でギブアップしましたが、戦国の城が好きなコアなファンでも読み応えのある1冊となっていたのではないでしょうか。



戦国の世を生き抜くために造られた「土の城」、その形跡は天守の様にはっきりとした形では残ってないものがほとんどですが、こうして伝えていく人々がいる限り、その記憶は継がれていくのだろうなと思いました。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

プロフィール