『ぜんぶ絵でわかる5 RC造』を読んで。
2023.12.22
設計室の多田です。
今日は冬至ですね。今週に入って急激に寒くなったので原付通勤は堪えます。明日から徐々に日が長くなっていくのは嬉しいです。
さて、今回ご紹介する本は中村敏昭著『ぜんぶ絵でわかる5 RC造』です。
あらすじ…高性能かつ耐久性に優れたRC造の設計・施工に必要な知識を完全網羅! RC造の生産に必要なポイントがぜんぶわかる。
本書は、材料の性質、構造的特徴、施工のポイントなど質の高いRC造の建設に欠かせない知識がぎゅっと詰まった一冊です。
RC造に関しては、大学の授業や実習でかなりやったので多少は覚えているのですが、この一冊を読めば、RC造に関してかなり詳しくなれますね。
RC造建築物は高層建築物には向いていないと言われていましたが、最近では技術の向上や新工法の登場によって、かなり高層の建築物でも造られるようになりました。
RC造は作り手の品質管理、施工のポイントをしっかりと押さえることによって100年以上の高寿命を生み出すことも出来ます。
私は木造建築士なのでRC構造物は扱えませんが、建築士としてその特徴はしっかりと頭に入れておきたいと思いました。