『わが子を天才に育てる家』を読んで。
2023.10.06
設計室の多田です。
10月になりましたね。ようやく秋らしい気候になってきましたが、すぐに寒くなっていくのでしょうね。
さて、今回ご紹介する本は八納啓造著『わが子を天才に育てる家』です。
あらすじ…勉強部屋なんていらない! 頭のよい子が育つ家は“間取り”が違う!
本書は、子供の才能を引き出してくれる住環境の重要なエッセンスについて、住環境を探求してきた建築士の立場から統合的な視点で紹介されている本です。
先月読んだ本の中にも、子供部屋について言及していた本がありましたが、この本も子供部屋についての言及がありました。
日本では、子供の為に家を建てることが一般的ですが、子供部屋に関する考えるべきポイントや、様々な悩みや相談について答えていました。
この本でも書かれていましたが、子供の自立性を促す、引きこもりにならないための子供部屋を造るためには、ただ居室としての子供部屋を用意するのではなく、子供の意見を取り入れた、家族のコミュニケーションが計れる、そんな子供部屋が造れたら良いと書かれていました。
家を子供のことを考えすぎるあまり、子供が独立した後の暮らしを考えていなかった家族も沢山あります。
家づくりは考え始めるとどこまでも考えることが出てくる、底なし沼のような存在でもあります。
住む人を幸福にする家づくりを私達も手伝いたいと思っていますので、先ずはご相談頂ければと思います。