『50代になって考える住まい リフォームでワンフロアに暮らしを作る』を読んで。
2023.09.01
設計室の多田です。
9月に突入しました。まだまだ暑い日が続きますが、体調を崩さないように気を付けて仕事に励みたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は島弘子著『50代になって考える住まい リフォームでワンフロアに暮らしを作る』です。
あらすじ…リフォームによる私のラストステージ作りは、細部の便利さをとるのではなく、トータルコストを抑えつつ、ワンフロアの一体感と自然素材にこだわり、見た目も心地よい、大人の空間づくりに力を注ぎました。
本書は、著者が50代を過ぎた頃から考える最後のステージ作りとして、次女から譲り受けた都内のマンションをリフォームして住むまでのお話となっています。
都内では、新築戸建て一軒家を建てるよりも、タワーマンションの一室を購入する方が費用対効果が高いと言われています。
新築は、なかなか庶民の手に届くような代物ではありませんが、中古物件を購入しそこをリフォームするという形も増えてきているように思います。
リフォームを成功させるのに、どこに依頼するかは非常に大事なことで、実はこれがリフォームに踏み切れない大きな原因かもしれません。
選択肢としては、大きく6つあり、それぞれ、
- 街の工務店
長所:手間のコストが抑えられる。 短所:業者の価値観や好みが優先されることがある。
- リフォーム専門業者
長所:流通品の模様替えなら安くて早い。 短所:内容が掴みにくい。
- 大手建設系列のリフォーム会社
長所:大手という安心感がある。 短所:比較的高く付く。
- 建築家の設計事務所
長所:デザインに合ったもの探してくれる。 短所:小さな工事は請け負ってくれない所もある。
- インテリアショップ
長所:インテリアに自信がない人にはおススメ。 短所:誰が現場を見てくれるかわからない。
- インテリアデザイナーのデザイン事務所
長所:デザイン性に富んだリフォームが出来る。 短所:行き過ぎたデザインや無駄なデザインがコストアップにつながる。
といった、長所と短所を持っています。
弊社では、リフォーム工事も得意としておりますので、リフォームをお考えの際はぜひご相談頂ければ幸いです。