『絵本のようにめくる建築の物語』を読んで。
2023.08.18
設計室の多田です。
夏の甲子園もいよいよ大詰めですね。夏の甲子園が終わると、今年も夏が終わったなという感じがしてしまいます。
さて、今回ご紹介する本は田所辰之助、川嶋勝 監修『絵本のようにめくる建築の物語』です。
あらすじ…まばゆい光を味方にした奇蹟のデザイン! なぜ倒れない!? 不安定な構造を支える驚きの技術! 世界中の近代・現代建築の魅力と秘密に迫る。
本書は、世界中から63の近代・現代建築を厳選し、その魅力と秘密を美しい写真とともに紹介されています。
「絵本のように」とは書かれていましたが、絵ではなく写真でしたし、文字も小さかったです。
だから、読みづらいかと言うとそんなことはなく、絵本というより図鑑を読んでいるような気持ちでした。
有名どころについて数多く紹介されていて、誰もが一度は写真かテレビで観たことがあるものばかりでした。
大規模建築物は、観ていて華やかですしその町のランドマークになるような存在ですので、個性豊かでユニークな建築物が沢山ありました。
写真も綺麗で美しかったですが、もう少しニッチな建物の紹介もして欲しかったなと私は思いました。