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『かくしておきたい? あの名城のヒミツ ざんねんなお城図鑑』を読んで。

2023.07.07

設計室の多田です。

 

今日は七夕ですね。夜はあいにくの雨予報ですが、織姫と彦星の伝説に思いを馳せてみたいと思います。

 

さて、今回ご紹介する本はおぐし篤イラスト、かみゆ歴史編集部編『かくしておきたい? あの名城のヒミツ ざんねんなお城図鑑』です。



あらすじ…さっそくですが、日本にお城がいくつあるかご存知ですか? 300ぐらい? 1000ぐらい? いえいえ、全国には3~4万程度の城があるといわれています。本書は、“ざんねん”な進化を遂げてしまったお城や、城と戦国武将の“ざんねん”な関係性を、おもしろおかしくみていこうという企画です。

 

お城って大昔の建物という感じがしますが、まだ400年余りしか経っておりません。もちろん、その間に、改修や建て替え、模様替えはしております。

 

私もお城は建てるのが大変だから、そんなに造られてはいないだろうと思っていたのですが、まさか、3万~4万ものお城が建てられていたとは驚きです。

 

昔と今とでは用途が全然異なり、お城がランドマークとなっている都市もあり、平和な世の中となって良かったなぁと思います。

 

これを読んで初めて知ったのですが、福井県では城跡地に県庁が建てられていたのには驚きました。

 

今治市にも今治城がありますが、残念ながらこの本には載っておりませんでした。

 

筆者のお城愛が溢れており、お城の魅力を再発見できる良い本でした。

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