『しくみ図解 高層建築が一番わかる 建設・保守・解体を基礎から学べる』を読んで。
2023.06.30
設計室の多田です。
1年もほぼ半分が終わってしまいましたね。これから暑い日がしばらく続きますが、体調管理に気を付けて頑張りたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は五十嵐太郎、佐藤考一、朝吹香菜子、椚座基道著『しくみ図解 高層建築が一番わかる 建設・保守・解体を基礎から学べる』です。
あらすじ…21世紀に入り、ますます高層化が促進され、その重要性が増しています。と同時に、既に存在する高層建築物をどう長く使い続けていくかも課題になるでしょう。この本は、高層建築の基本的な知識を知りたい人に向けて執筆されました。様々なトピックを取り上げているので、どこからでも気軽に読み始めていただければ幸いです。
本書は、高層建築物の多面的な側面を図解入りで解説したものです。
近年は、100メートル級の建物も珍しくなくなってきましたが、どんな建築物にもいずれ寿命は訪れます。
最近、NHKの番組で「解体キングダム」というのをやっているのですが、高層建築物の解体は観ていて面白いですね。
あんな大きなモノが、なんとまあ見事に綺麗に解体されていくものだと、圧巻の一言に尽きます。
将来、東京タワーも解体されるのでしょうが、一体どのようにして解体していくのか、果たして観られるのかはわかりませんが、建築だけではなく、解体にも注目して建築物を観たいなと思いました。