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『すぐできる! 「地震に強い家」にする80の方法』を読んで。

2022.12.02

設計室の多田です。

 

12月に入りました。今年も残すところ1カ月ですね。精一杯駆け抜けたいと思います。

 

さて、今回ご紹介する本は高森洋著『すぐできる! 「地震に強い家」にする80の方法』です。



あらすじ…持ち家の人でも賃貸の人でも、即使える! 阪神・淡路大震災も経験した著者が、耐震グッズや、被災した時の処し方についても詳述‼

 

本書は、大手住宅メーカーで活躍した地盤研究のスペシャリストが、「倒れない」「ケガしない」家にする方法を完全レクチャーしてくれています。

 

耐震の本は過去にも何冊か読んできましたが、本書は家を強くするだけでなく、地震に備えるための知恵や地震に強い家選びのポイント、地震に強くする生活スタイルなど、初心者から上級者まで深く学べる本となっています。

 

本書は2011年に発刊されていますが、その年はまさに東日本大震災が発生しており、地震に対しての関心も高まっている時だったのではないでしょうか。

 

本書にも書かれていますが、1981年以前の建物は旧耐震基準で建てられた建物であり、震度6以上の地震で高い確率で倒壊する危険があります。

 

1981年以前に建てられた建物は、大地震に備えるために耐震診断を行うことをおススメします。今治市では、市からの助成制度があり、3000円から受けられます。

 

まだ、耐震診断をされてない方は、一刻も早く耐震診断を行って頂きたいです。

 

弊社でも、耐震診断を行っております。市からの助成を受けて申し込まれる際には是非とも弊社の名前をお書き頂ければと思います。

 

 

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