今治の工務店 井上和彦氏記念講演 封印された感動の近現代史
2022.10.01
昨日は、今治商工会議所創立120周年記念講演会に行きました。
井上和彦氏は産經新聞「正論」執筆メンバーですね。
いつも正論ありがとうございました。
沢山の感動のお話しを頂きましたが、その一つだけ紹介します。
現在のウクライナ戦争の切り口から、何故ポーランドに避難した
ウクライナ人の女の子が描いた地球の絵に、ウクライナ・ポーランド
日本の国旗が描かれてあるか?
現在のロシアがウクライナ人をロシアに連れ去るように、
今から100年余り前にロシアが15万人以上のポーランド人を、
シベリアに抑留しました。ポーランド人は極寒の地で過酷な労働を
強いられ、次々と命を失い、数多くの孤児が生まれました。
ポーランド救済委員会は欧米諸国に救済を求めるが全ての国が拒絶。
日本政府のみ、日本赤十字と日本軍が孤児受け入れを決定。
1920年7月、ロシアのウラジオストックから敦賀港に孤児を受け
いれ、計765名にも及びました。
保護された孤児たちは、日本赤十字の手厚い保護の下に置かれました
子供たちがポーランドへ帰国する日が来ました。
出港の間際、子供たちは船のデッキに並び、両国の国旗を手に
しながら、「君が代」と「ポーランド国歌」を斉唱し、
「アリガトウ」「サヨウナラ」と叫んで別れを惜しんだ。
その、100年余り前の恩を忘れずに、
ポーランドは今もヨーロッパ随一の親日国だそうです。
ポーランド行ってみたくなりましたね。