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『お店の解剖図鑑』を読んで。

2022.09.09

設計室の多田です。

 

9月9日、救急の日ですね。救急の日は、昭和57年(1982年)に厚生労働省によって定められたそうです。救急車を呼ぶ立場にも呼ばれる立場にもなりたくないものです。

 

さて、今回ご紹介する本は高橋哲史著『お店の解剖図鑑』です。



あらすじ…カフェ、手打ち蕎麦屋、高級バー、雑貨屋 etc…… イイお店には行きたくなる仕掛けが満載!

 

本書は、様々なお店の特徴の説明から、客層、ディティール、外観、内観に至るまでそのお店と言えばコレ! というような内容になっています。

 

例えば、ハンバーガーショップといえばアメリカンな内装で、床はタイルかフローリング、椅子はスチールパイプのクロムメッキ仕上げ、雰囲気はダイナー風を目指して、といった感じです。

 

本書は、生の「お店」というもののデザインを体感できる一冊になっているのではないかと思います。

 

私はお店に関しては図面起こししかしたことがありませんが、一般住宅を考えるのとはまた違った頭で考えないといけないなと感じました。

 

建築はただ知識があればいいというわけではなく、経験がモノをいう仕事だと思います。

 

いかに蓄えた知識を実務で適切に使いこなせるか、それが大事だと思います。

 

これまでに読んできた本の知識も活用できるように、インプットしたことをどんどんアウトプットして、実務につなげていきたいと思います。

 

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