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『タワー ランドマークから紐解く地域文化』を読んで

2022.06.03

設計室の多田です。

 

6月になりましたね。この時期の原付通勤は、レインコートなしではびしょ濡れになってしまうので忘れないように常に備えとかねば、と思います。

 

さて、今回ご紹介する本は津川康雄著『タワー ランドマークから紐解く地域文化』です。



あらすじ…見上げ・見下ろす情景や人びととのかかわり。

 

本書は、日本のタワーや超高層ビルはいつ・なぜ建てられたのか、誕生の裏側に迫り、それらから見える景色や地域、そして人々との関わりを中心に書かれています。

 

写真やトリビアを交えながら書かれている本書、終始楽しく読ませていただきました。本書に書かれているタワー・超高層ビルは実際に見たことはないものばかりでしたが、そこに行ってきたかのような読後感を味わうことが出来ました。

 

前回読んだ天守もそうですが、このタワー・超高層ビルも街のランドマークとして目に留まることは間違いないでしょう。

 

日本の代表的なタワーの一つである、東京スカイツリーにはいつか行ってみたいなと思いました。

 

近場で楽しむなら、瀬戸大橋タワーやプレイパークゴールドタワーも観てみたいと思いました。

 

今治市で最も高いビルといえば今治国際ホテルですが、瀬戸大橋タワーもプレイパークゴールドタワーもそれよりも30m以上高いというから驚きです。

 

今治国際ホテルも愛媛一の高さを誇っている、素晴らしい超高層ビルですが本書には出てこなかったのは残念です。

 

こうして建築の観点から今治市の建物を振り返ってみると、普段見慣れている建物にもまた新たな発見があって面白いなと思いました。

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