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耐震診断で扱う用語【上部構造評点】

2022.04.01

設計室の多田です。

 

令和4年度の今治市役所の耐震診断・耐震改修補助金の申込み期間が決まりましたのでお知らせいたします。



耐震診断

令和4年4月18日(月)~令和5年1月31日(火)

 

耐震改修など

令和4年4月18日(月)~令和4年11月30日(水)

 

詳しくは、広報いまばり4月号をご覧ください。

 

さて、今回ご紹介する耐震診断時に扱う用語は【上部構造評点】です。

 

上部構造とは壁や柱など家の構造物のことです。

 

上部構造評点とは震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力(必要耐力)に対して現状の耐力(実際に建物が保有している力)の割合です。

 

耐震診断ではこの上部構造評点によって、「倒壊しない」「一応倒壊しない」「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」の4段階に判定されます。

 

昭和56年以前の建物では旧耐震基準であるため、「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と判定される場合がほとんどです。

 

さて、今回は【上部構造評点】について簡単にご紹介しました。

 

当社では、今年度も耐震診断・耐震改修工事にも力を入れて取り組んでまいります。耐震診断・耐震改修工事をお考えの際には、是非とも当社をご検討下さい。

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