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『我がシゴト、ツリーハウスビルダー』を読んで。

著者

多田 耕一

2024.12.20

設計室の多田です。



大河ドラマ「光る君へ」終わっちゃいましたね。今回の大河、いつもとは趣向が違っていましたね。



さて、今回ご紹介する本は木村勝一 著『我がシゴト、ツリーハウスビルダー』です。



あらすじ…木の上の秘密基地への誘い。



本書は、彫刻家・ツリーハウスビルダーという肩書きを持つ著者のこれまでに作成してきたツリーハウスの紹介や代表的な作品を、失敗談や色々なエピソードを交えて紹介している本です。



ツリーハウス、絵本や漫画の世界ではよく出てきますが、それを仕事にしている人を初めて知りました。



この人の経歴が面白く、演劇を中心に置きながらもサラリーマンをしてみたり、ボクシングをしてみたり、運送屋でバイトをしてみたり、色々と回り道をしてきたようです。



その中で、自分のやりたいことは何なのかを模索し続けて、本書にあるようなツリーハウスビルダーという仕事を始めたみたいです。



私も回り道してきましたが、回り道してきたからこそ得られた経験や知識は、私自身の魅力をより引き出してくれるものだと思っています。



自分はこういう人間だから、と決めつけず、柔軟に多角的視点で俯瞰的に自身を覗いてみると新たな発見があるかもしれません。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

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