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『耐震診断 既存木造住宅の安全性を見極めるコツ』を読んで。

著者

多田 耕一

2024.12.06

設計室の多田です。



紅葉のシーズンが今年は12月になっちゃいましたね。地球温暖化の影響は確実に出ていますね。



さて、今回ご紹介する本は保坂貴司 著『耐震診断 既存木造住宅の安全性を見極めるコツ』です。



あらすじ…これがプロの診断法だ!



本書は、耐震診断技術者が持っておいたら良いと思われる耐震診断のポケットマニュアル本です。



耐震診断は奥が深いと思わせる一冊でした。



私も長年耐震診断に携わっていますが、まだまだ勉強すべきことが沢山あるなと思いました。



耐震診断の調査要領をなるべく簡潔にまとめるのも大変だったはずです。



診断する家は千差万別で一つとして同じ家はありません。



多くの家を診断してきましたが、どうやって建てたのだろうと驚くような家も少なくありません。



つい先日も震度3の地震が今治市で起きましたが、巨大地震はいつ起こるかわかりません。



耐震診断は健康診断と同じで、その家の健康状態を知る目安となるモノです。



今治市では3000円から受けられますので、昭和56年以前に建てられた在来軸組工法の家にお住みの方はぜひ診断を受けてみてください!

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

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