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『家は南向きじゃなくていい』を読んで。

著者

多田 耕一

2024.09.20

設計室の多田です。



秋分の日が近いですね。日が暮れるのが早くなって、気分も沈んできそうで嫌ですね。



さて、今回ご紹介する本は内山里江 著『家は南向きじゃなくていい』です。



あらすじ…家づくりはもっと自由でいい、というのが私の持論です。土地は千差万別、そこに住まう人も十人十色。土地環境を活かし、住む人が真に望むことを反映した家は、一つとして同じものにはなりません。



本書は、家を「仕事がない時に休む場所」ではなく、「人生を楽しむ場所」として位置付けて欲しいと思っている著者の意見が書かれた本です。



建築士として多くの家を設計してきた著者が思う意見は一貫しており、私たちが思い込みがちな固定観念を取り払ってくれます。



久しぶりに「さがしてみよう日本のかたち」シリーズから離れましたが、今回は読み物らしい読み物でした。



どんな家づくりでも人と人とが関わってきますから、自分と同じ考えを持った方と家づくりをしたいものですね!

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

プロフィール