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『さがしてみよう日本のかたち 七 |庭園|』を読んで。

著者

多田 耕一

2024.09.06

設計室の多田です。



9月に入り、図書館に沢山居た学生たちも随分少なくなりました。夏休みが終わってしまったからなのですね。



さて、今回ご紹介する本は中村良夫 文『さがしてみよう日本のかたち 七 |庭園|』です。



あらすじ…雨風から身を守る家の構えは、実生活上の主役に相違ないが、桂離宮や修学院離宮のような風流数奇を旨とする貴顕の屋敷をまわって見ると、庭こそ能のシテではないか、建築は、その美しい舞を眺める効果としての客席か、あるいは案内役としてのワキではないのか。



本書は、「庭園」をテーマに写真を交えながら、その魅力や各部名称などを書いている本です。



庭園について、あまり深く考えたことがなかったのですが、写真で見る庭園はとにかく美しいと思いました。



2年前祖父が亡くなった時に京都の知恩院に行きましたが、そこの庭園も落ち着いた感じの趣のある良い庭園だと思いました。



庭園は特にそれを管理する人がいないとその状態を保つのは難しいと思います。やはり、人あっての建築なのだなと思いました。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

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