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『さがしてみよう日本のかたち 一 |寺|』を読んで。

著者

多田 耕一

2024.07.26

設計室の多田です。



紙の本は好きですが、自分で買う時は電子書籍を買うようになりました。場所を取らないし、しおりもいらないので、中々良いなと思っています。



さて、今回ご紹介する本は立松和平著『さがしてみよう日本のかたち 一 |寺|』です。



あらすじ…法隆寺をはじめ、寺の屋根、軒まわり、柱、窓、扉、縁、庭、門、塀などには、複雑だが重厚な、飛鳥時代以降の面白い「かたち」がいっぱい。いずれも仏陀を偲ぶ先人達の知恵とセンスの結晶。



本書は、ページいっぱいの写真とともに、お寺の各パーツの説明を詳細にしている一冊です。



お寺というのは、先人達が残した日本古来の木造建築ですが、各パーツに名称がついていて、寺好きじゃないと中々覚えられないよなと思いました。



現代はとにかく効率性と機能性を重視しますが、お寺の荘厳な装飾は見る者を圧倒する力がありますよね!



何かと忙しい現代ですが、心にゆとりを持って生きたいなと思いました。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

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