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『耐震シェルターがわかる本』を読んで。

著者

多田 耕一

2024.07.05

設計室の多田です。



早いものでもう7月ですね。相変わらず、耐震案件が多いですが頑張っていこうと思います。



さて、今回ご紹介する本は前田邦江著『耐震シェルターがわかる本』です。



あらすじ…大規模地震での死因の8割は「住宅の倒壊による圧死」。住宅全体の耐震改修は「予算がない」「引っ越しが大変」といった理由で難しい場合でも、コストを抑え寝室など主要な一室だけに施工できる「耐震シェルター」の10の工法を、多数の写真とイラストでわかりやすく紹介。「もしも」の時に命を守る究極の耐震技術がわかる一冊。



本書は、主要な一室だけに施工して大地震に備える「耐震シェルター」について詳しく書かれた本です。



耐震シェルターについては、今治市では現在1件申請があるみたいですが補助金は確かなかったのではないかと思います。今治市役所と協議を重ねたら、もしかしたら補助金がおりる仕組みなのでしょうか?



そのあたりはよくわかりませんが、今回耐震シェルターの本を読んで感じたことは、地震はいつ起こるかわからないから、1室だけでは不安に感じる人も多いのではないだろうか?です。



確かに耐震シェルターの方が安価でできるとは思いましたが、守られる部分が限定的なのでどうなのかなと感じました。



耐震改修工事をすることは自分の命を守ることはもとより、家が崩れて道路を塞ぐことを防ぐことにも繋がります。



今年度から、耐震改修に関する今治市から出る補助金額も上がりましたので、興味のある方はぜひ一度ご相談下さい。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

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