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『ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス』を読んで。

著者

多田 耕一

2024.06.28

設計室の多田です。



早いもので、もう少しで今年も前半が終わってしまいますね。この頃は耐震案件をこなしているだけで一日が終わってしまいます。



さて、今回ご紹介する本は辻充孝著『ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス』です。



あらすじ…見える! 伝わる! 使える! 地域特性・建物配置・窓・断熱・気密・防露…目指すべき「エコハウス」を徹底図解!



本書は、エコハウスの特徴、どうすればエコハウスになるのか、などエコハウスに関する情報がふんだんに盛り込まれた一冊となっております。



「ぜんぶ絵でわかる」シリーズの最新刊が図書館に購入されていたので、すかさず手に取ってしまいました。



今回のテーマは「エコハウス」、建築分野もカーボンニュートラルが叫ばれており、省エネルギーハウスに対応することは急務となっております。



パッシブハウス、コージェネレーションシステム、ZEH、など何かと耳にすることが多くなってきた用語について、丁寧に説明されていてより学ぶことが出来ました。



長年気になっていた“冷房”と“暖房”はどちらがよりエネルギーを多く使うのか、その答えは“暖房”でした。



また、ランニングコストは建設コストの2倍~3倍多くかかるようなので、同じ家に長期的に住もうと思っている方は、その時は多くお金がかかりますが、断然エコハウスのほうが良いと言えます。



古い家でも、うまくやれば新築の断熱性能に近づけることが出来ますので、リフォームをお考えの方も、ぜひ省エネルギーのことも考えておかれると良いと思います。

この記事を書いた人

多田 耕一

主に耐震改修の仕事をしております。耐震改修のことはおまかせください。

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