『夜のお店解剖図鑑』を読んで。
2024.05.10
設計室の多田です。
今日は、金曜ロードショーで「実写版 耳をすませば」があるみたいです。地上波初登場みたいなので、ちょっと気になっています。
さて、今回ご紹介する本は高橋哲史著『夜のお店解剖図鑑』です。
あらすじ…飲食店の天井を外して俯瞰、立体的に見てみよう。デザイン、座席の数、その間隔や、トイレの位置、厨房の広さ、さらにはそこで働く人の所作や服装などなど、それぞれのお店に最適化された仕掛けが見えてくるはずです。
本書は、お酒を出すお店に絞って、その内装レイアウトやそこで働く人、そこに行く人、客単価などその系統のお店に関する常識が分かります。
私はあまりお店に出向くことがないので良く知りませんでしたが、そのお店と言えばコレ、というようなそのお店の特徴を良く捉えている本だなと思いました。
前に、この著者の書かれた別の本で「お店の解剖図鑑」というのを読んだことがありますが、これはそれよりもさらに踏み込んだ内容を書いているなと思いました。
お店はオーダーメイドで作ることが多いですから、その分コストも普通の住宅よりも掛かります。設計、施工ともに信用のおける業者に頼みたいですね。