『世界5000年の名建築』を読んで。
2024.04.12
設計室の多田です。
通勤途中の桜も散り始めました。気温も上がり、もう上着は要らないくらいですね。
さて、今回ご紹介する本は二階幸恵著『世界5000年の名建築』です。
あらすじ…紀元前33世紀~現代までの名建築を写真と共に追っていく。
本書は、世界に名だたる名建築を写真と共に年代の古い順に書き著した本です。
建築物もいつかは無に帰ることは決まっていますが、5000年前の建築物が未だに残っていることに素晴らしさを感じます。
名建築と呼ばれる建築物はそのどれもがその造形が個性的で独創性あふれるものばかりです。
私も小さい頃は、長大橋の建設に携わってみたいと思っていましたが、現在はもっと小さな一人のクライアントに寄り添った建築というものに関わっていきたいと思うようになりました。
時代の流れとともに建築物もその姿を変えていきますが、人間のみならず自然とも共生したカーボンニュートラルな建築物へと動きつつあるので、それに逆らわず時代の流れに乗った建築をしていきたいと思いました。