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『データで納得 子育て世代の安心・安全住宅』を読んで。

2024.01.12

設計室の多田です。

 

毎年、真冬になると脱衣室に電気ヒーターを置くのですが今年はまだ出していません。このまま出さずに乗り越えられるのか、果てさて。

 

さて、今回ご紹介する本は住まいの安全を考える会編著『データで納得 子育て世代の安心・安全住宅』です。



あらすじ…家庭内事故による死亡件数が交通事故死を上回る時代になりました。住宅にも安全対策が必要です。幼児や子供の家庭内事故防止を中心に、住まいを見直してみませんか。

 

本書は、住まいの安全を考える会所属の子育て住宅に一家言ある方々がまとめた子育て世代にとって安全・安心な住宅づくりについて書かれた本です。

 

前回、前々回とユニバーサルデザインの考え方について学んできましたが、今回も住宅で子供やお年寄りが事故を起こさないための工夫・取り組みについて色々と書かれていました。

 

今回の本は12年前の本で、出典データは古いのですが、書いていることは今の私達にも有益な内容が書かれていました。

 

現代では、省エネルギー住宅について、かなり叫ばれておりそれに対する対応が急がれておりますが、こうしたユニバーサルデザインの考え方も、もちろん取り入れた家づくりを心掛けたいと思います。

 

住宅に求められるものはますます多くなっており、住宅の高価格化も進んできております。

 

基準は上がることさえあれ下がることは決してないので、これからもこの流れは続いていくものと思われます。

 

ご予算の都合で叶えられないご要望もあるかと思いますが、叶えられるよう私達も精一杯考えますので、是非お申し付けていただければと思います。

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